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Yacht News Digest
2008 アキュラ・マイアミグランプリ
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第26回 同志社ウィーク 琵琶湖に春の到来を告げる
第26回 同志社ウィーク 琵琶湖に春の到来を告げる
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2008年JODAナショナルチーム最終選考会
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第13回 KYCスプリングレガッタ 2008
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国内のヨットレース -Race Report in Japan-
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第26回 同志社ウィーク 琵琶湖に春の到来を告げる

第26回 同志社ウィーク 琵琶湖に春の到来を告げる
第26回 同志社ウィーク 琵琶湖に春の到来を告げる

日時:2008年3月23日〜24日 場所:琵琶湖/柳ヶ崎沖

昨年の25回同志社ウィークは、470級・スナイプ級の両クラスで120艇参加したものの2日間無風の為ノーレースとなった。今年は参加艇が減少するかと思われたが、470級58艇、スナイプ級66艇と両クラスで124艇が参加した。同志社ウィークとは、その名の通り同志社大学ヨット部とその卒業生が運営し、毎回トップセーラーをも招聘し、ハイレベルなレースを作り上げる。学生セーラーにとっては、春の練習の成果をチャックできる貴重なレースでもある。

レースは23日・24日の2日間だったが、22日〔金〕にトライアルレースが日程に組み込むまれ、その日は白石潤一郎選手〔ノースセール・ジャパン〕によるセール講習会開催された。その後、470級は田畑和歌子選手、スナイプ級は引き続き白石選手がクラス別に講義し、学生セーラーには有意義なレガッタとなった様だ。

2日間のレース日程だが、今回も風が弱く、2日目は出艇さえも出来ず、レースは初日の3レースで順位が決まった。その初日は2m/s〜4m/sの風であった。470級は阿部幸久/矢野見晴ペア(山口県セーリング連盟)が優勝。阿部選手は山田寛/中村健一ペアの五輪活動をサポートしてきた経歴をもつ。スナイプ級は招待選手でもある白石潤一郎/大井祐一 ペアが優勝。両クラスの優勝艇は、やはり抜群の安定感があるレース展開だった。

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2008年JODAナショナルチーム最終選考会

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ヨット雑誌グッドセーリング、ヨットの本格マガジン、オリンピック、クルージング情報

期間:2008年3月20日〔木〕〜23日〔日〕 場所:和歌山セーリングセンター/和歌浦湾

気候も穏やかになり始め、セイラーたちもヨットに乗りやすくなる3月。和歌山県でOP級のナショナルチーム最終選考レースが行われた。全国津々浦々、各地から40艇が参加した。日本のアンダー15のセーラー、トップ40選手が集まるOP級最高峰のレースである。このレース結果により世界選手権・アジア選手権・ヨーロッパ選手権へ遠征する日本ナショナルチームメンバーが決定する。

今大会は、4日間で12レースが行われた。初日、2日目と6m/s〜10m/sの安定した北風が吹き、エキサイティングなレースとなった。この2日間で7レースが行われ、多くの選手に疲労の色が見え始めた。クラブチームのサポートボートで見守る方々でさえ、ハードなレースだったようだ。3日目風も弱まり、3m/s〜4m/sの風が北西から吹く中、4レースを消化した。最終日、5m/sの南風で1レースが行われ、計12レースを終えた。12レースを行った事により2レースのカットレースとなる。

安定した走りで優勝を手にしたのは、得点29点の若林友世選手〔江の島〕。若林選手は世界選手権のナショナルチームメンバーとなり、今後のレースでの活躍も実に楽しみである。

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第13回 KYCスプリングレガッタ 2008

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場所:新西宮ヨットハーバー 日時:2008年3月8日〜30日

明石海峡の“いかなご”(いかなごのくぎ煮はかの地の春の風物詩となっている。)がこの時期に、もう結構大きくなっているとの情報も聞こえてくるほど、今年3月の週末は春の到来が早かった。 社団法人 関西ヨットクラブ、新西宮ヨットハーバー葛、同主催のキールボートのクラブレース、KYCスプリングレガッタが今年もやってきた。冬の期間のもやいを解き放たれてようやく活動をはじめた艇もあったかもしれないが、今シーズンのレースの動向を探るに適したこのレースは、多くの注目を集め、ほとんどの艇はその準備に余念を挟む隙間もなかったに違いない。

KYCスプリングレガッタの皮切り、IMSクラスとORCClubクラス(3月8、9日)レースはまさに早春と呼ぶのふさわしい気候となった。まだ冬の季節風が吹きぬけるの中でのレースになるだろうという予想を裏切り、初日は昼前には南の風が入り始め、上下ソーセージコースの4レグを3レースが消化された。とりわけ第2レース、3レースは230°を中心とした風向、風速8kt前後の風になった。2日目は更に晴天となり、正午をすぎて無風となってしまった。午後2時をまわり西よりの風の中1レースだけおこなわれた。そしてこのシリーズを制したのは “WAILEA”浜口仁オーナー(Grand Soleil42)で、IMSクラス、ORCClubクラスの両クラス制覇となった。

その次の週末、IRCクラスは11艇のエントリーをみた。初日(3月15日)は少し冷たい北よりの不安定な風の中で第1レースを終え、その後東回りで南の風になったときには、午後2時に近い時刻となった。この日は2レースをこなし、トップにつけたのは、“TACK”小出拓巳オーナー(X-35)であった。その2ポイントのビハインドで“SUMMER GIRL”馬場 益弘オーナー(FIRST40.7)が2位につけている。3位には4艇が同ポイントでならびトップ射程圏内だ。

2日間で6レースを行なう予定ではじまった今レースの2日目は、少しに風待ちのあと4レースが行なわれた。200°、12kt前後の風が吹いたからだ。そんな中“SUMMER GIRL”は随所に良い帆走りをみせ、結果修正順位で2位以下に落とすことがなかった。レース中は修正での順位は判断し難いのだが、この日の“SUMMER GIRL”は誰の目に修正トップであろうと想像できる。そんな帆走りであった。“KINEKINE11”小林 広典オーナー(IMX-40)は、初日の混戦から抜け出し一気にトップまで駆け上がる勢いを見せたが、“SUMMER GIRL”には届かずシリーズ2位となった。“SUMMER GIRL”は9月に蒲郡で開催されるJAPAN CUPのエントリーも表明しており、IRCレースをうらなう今回のKYCスプリングレガッタで優勝したことで、なおさら優勝候補チームにあげられることは間違いないだろう。

そしてKYCスプリングレガッタはこの後、3月20日にホワイトクラスで、22、23日がJ/24 、ドラゴンクラスと続き、30日のオープンクラスで締めくくるという日程が組まれている。

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2008レーザーミッドウィンターレガッタ

2008レーザーミッドウィンターレガッタ
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場所:広島県観音マリーナ 日時:2008年2月9日〜11日

2月9日の朝、カートップ、トレーラー、トラックにレーザーを積んだシングルハンダーたちが広島県観音マリーナに続々とやってきた。今年のミッドウィンターは異例の3日間のレース日程となった。この寒い季節の3連休にも関わらず、スタンダードクラス22艇、ラジアルクラス69艇、計91艇が出場した。ラジアルクラスには今年のレーザーラジアルワールドのクオリハイがかけられていた。

レースが行われる場所は瀬戸内海。誰もが微風を予想していた。初日、開会式が終わり、無風の為AP旗。正午過ぎあたりから東風が入ってきた。見る見る内に風は強まり、10m/sを超えるブロウも時折入る。そんな中、1レース目がスタートした。スタンダードクラスが先にスタートし、その後2組に分けられたラジアルクラスが順にスタートする。突発的なブロウが入るせいか沈艇が続出。半分くらいの艇は沈をしていた。その為、この日は1レースしかなかったものの選手たちにはかなりの疲労感が見えた。しかし、この日は18時からレセプション。広島の名物、お好み焼きや牡蠣にビールやワイン。皆、疲れを忘れて楽しんでいた。来年のこの大会のホストクラブはやりにくいなぁとつぶやくほど、豊富な食材であった。

2日目の朝も少し風待ちにはなったもののすぐに北風が入ってきた。3m/s〜8m/sくらいの風速で強弱があり、よくシフトしたがこの日は4レースする事ができた。計5レースが終了し、残り1日を残してスタンダードクラスでトップにたったのは高橋 航選手、ラジアルクラスは佐藤麻衣子選手。二人共、5レース中4レーストップで安定感抜群の走りだった。また、ラジアルクラスはこの日でゴールドクラスとシルバークラスに分けられた。

最終日、弱い風の中海に出て行くも風が無くなり、沖で風待ちに。なんとも広島らしい感じになった。正午前には少し風が入ってくるがなかなか安定しない。その後何とかスタートする事ができ、2m/s〜4m/sの風でスタンダードクラス2レース、ラジアルクラス1レースで大会を終了した。スタンダードクラス高橋選手、ラジアルクラス佐藤選手がともに前半で離した得点をそのまま守りきり優勝を果たした。佐藤麻衣子選手と才木雪代選手はニュージーランドのレーザーラジアル世界選手権の出場権をすでに獲得しているが、今大会の上位の選手、ユース選手も世界選手権のエントリーリストに名を連ねることになる。佐藤選手はこのミッドウィンターの広島に来て風邪をひいてしまったらしいが、この大会の2日後には今月の世界選手権に向けての遠征に旅立ったという。是非とも国枠を奪取、日本選手がレーザーラジアル級でも北京オリンピック出場を決めることを願ってやまない。

最終成績
スタンダードクラス〔22艇〕
1位 高橋 航  〔いわきフリート〕
2位 藤村 裕二 〔光フリート〕
3位 河野 義樹 〔別府フリート〕

ラジアルクラス〔69艇〕
1位 佐藤 麻衣子 〔中部ガス(株)〕
2位 谷口 斉謙  〔和歌浦フリート〕
3位 長谷川 哲子 〔津フリート〕
4位 渡辺 真吾  〔唐津フリート〕
5位 桂 潮    〔光フリート〕
6位 藤村 智一  〔光フリート〕

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2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖

2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年11月17〜18日
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年11月17〜18日 [1月1日]

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 420級はオリンピック種目の470級のトレーニングボートとして設計、開発されたトラピーズ、2マンディンギーである。
 2006年までのISAF インターナショナルユースワールドの艇種であった。2007年からはこのレースの艇種は29er級に変わったが、2009年にはまた420級が戻すことも検討されたようだ。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなど、世界ではユースを中心に人気艇種となっている。
  日本のユースが乗る艇種として、インターハイではFJ級、国体はセーリングスピリッツ級、シングルハンダー級がある。そのためかどうか、あまり420級に接する機会がない。
 にもかかわらず、今年の全日本420級選手権では、東は葉山から西は宮崎までのユースセーラーたち20艇が佐賀県、唐津に集った。
  大会期間の2日間は風に恵まれて、8レース行う事が出来た。 しかし、不規則なブローの連続で選手たちにとっては非常に難しいレース運びとなった。
  初日は西から5m〜8mの風が吹き、4レース終えた。よく振れ、大きな振幅にも関わらず、この日安定した順位(1-1-5-2)でトップにたったのは、堤/波多江ペア。2位に土居/中村ペア、3位に松下/北村ペアと続いた。
  2日目は朝から北風が6mくらい吹き、4レース消化する事が出来た。時おり、10m/s前後のブローが入り、沈する艇も見受けられた。最終的に2位と3位の順位は入れ代わったが、上位陣は初日から崩れる事なくレースを終えた。
  なんと今大会の優勝、準優勝チームはどちらも女子チームだ。昨今の女性セーラーの活躍、レベルの高さは470級だけに留まらず、今後もますます目が離せない。

最終結果
1位 堤 ひなた/波多江 慶 (福岡第一高等学校ヨット部)
2位 松下 結/北村 綾乃  (長崎ジュニアヨットクラブ)
3位 土居 一斗/中村 勇太 (福岡第一高等学校ヨット部)
4位 牟田口 駿/田中 雄麻 (玄海セーリングジュニアクラブ)
5位 松村 航岐/池田 孝仁 (玄海セーリングジュニアクラブ)
6位 野村 一真/井出 啓太 (玄海セーリングジュニアクラブ)

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第39回 日本オプティミストセーリング選手権大会 大分県別府市北浜ヨットハーバー

第39回 日本オプティミストセーリング選手権大会 大分県別府市北浜ヨットハーバー 2007年11月1日〜4日
第39回 日本オプティミストセーリング選手権大会 大分県別府市北浜ヨットハーバー 2007年11月1日〜4日 [12月1日]

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 今年のOPワールド、ヨーロッパ遠征おいての日本代表選手は、強風下での帆走りに課題を残した。来年世界で勝てる選手を選ぶ第一歩として、強風が期待される海面での今回の全日本OPの開催は、大いに注目された。それに呼応するかのように、総勢146艇もの若きセーラーが別府湾に集結した。
  146艇をワールド同様、4ディビジョンに分けて、各ディビジョン総当りで二組に分けてスタートする。それでも70艇を越すスタートは目を見張るものがある。
  レースは初日からいい風に恵まれて、4日間で11レースを消化することが出来た。2日目は、10m/sオーバーのブロウが入る事もあったが、勇猛果敢に帆走る少年少女たちの姿は、けなげでいじらしく感動を誘う。それ見守る親御さん達は、いてもたってもいられない様子で、海上でも陸上でも甲斐甲斐しく世話を施す。
  これほどの風に恵まれた今大会で、選出されたOPワールド候補選手は、やはり様々な条件下でもいい帆走りを見せてくれるに違いない。そして、きっと将来のオリンピック選手はこの中から輩出されるのだろう。そう想わせてくれる少年少女たちの帆走りだった。
 是非とも近い将来、日の丸を背負って世界の舞台でも活躍してもらいたい。

最終結果
1位 脇坂 尊    (江の島)
2位 若林 友世  (江の島)
3位 土居 愛実  (横浜J)
4位 新谷 つむぎ (江の島)
5位 岡田 奎樹  (福岡)
6位 上村 健人  (浜名湖)

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2007年レーザーラジアル全日本選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖

2007年レーザーラジアル全日本選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年10月27〜28日
2007年レーザーラジアル全日本選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年10月27〜28日 [12月1日]

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 全国からカートップやトーレーラで佐賀県唐津集まる選手たち。ディンギーセーラーは遠征に慣れなければならない。まさにワンマンディンギーを真剣に楽しむ人たちと言える。今年の全日本レーザーラジアル選手権は、なんとエントリー数100艇に達するとても大きなレースとなった。小柄な日本人に適したこの艇種の人気もさることながら、唐津に吹く風への期待がこのビックフリートを生んだ。
  レース海面は鏡山の背にした東の浜沖。
初日は一時出艇を見合わせるほどの強風だった。のちに1レースする事が出来たもののキャンセルレースとなった。そしてレースは残り1日の戦いとなった。
 期待された2日目。初日とはうって変わっての微風。今度は出艇を見合わせ風待ち。昼前あたりから少し北風が入ってきた。弱い風ながらも3レースを消化することが出来た。
 極端な風、難しいコンディションの中、3レースともトップフィニッシュで広島フリートの檜皮 昇太選手が優勝を決めた。

最終結果
1位 檜皮 昇太 (広島フリート)
2位 小野寺 正一郎 (伊達フリート)
3位 野村 一真 (唐津フリート)
4位 Laaksonen Petri (芦屋フリート)
5位 黒田 武士 (福岡フリート)
6位 鈴木 祥郎

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2007年度第36回 全日本470級ヨット選手権大会
 第21回 兼 全日本女子470級ヨット選手権大会

2007年度第36回 全日本470級ヨット選手権大会 第21回 兼 全日本女子470級ヨット選手権大会 神奈川県江ノ島ヨットハーバー(湘南港) 2007年10月17日〜10月21日
2007年度第36回 全日本470級ヨット選手権大会 第21回 兼 全日本女子470級ヨット選手権大会
神奈川県江ノ島ヨットハーバー(湘南港) 2007年10月17日〜10月21日 [11月1日]

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“A voyage to Beijing”― 北京への航海 ― はすでに始まっている。
このクラスの日本選手のレベルはメダルに達していることは、周知のことだろう。今年は、例年にも増して壮絶なレースとなった。 今月、広島で開催されるオリンピックナショナルチーム選考レースの前哨戦とも言えるからか。来年の北京オリンピックを見据えてのこのレースは、関/柳川組の5連覇なるか?という点でも注目された。
  ゴールドフリートに残った上位の艇は、どのレースにトップをとってもおかしくない選手たちが揃っている。優勝の行方は最終レースまでもつれ込んだ。近年まれにみる大接戦の中、近藤/鎌田組がトップフィニッシュで、優勝を決めた。女子選手が優勝に輝いたのは史上初の快挙だ。
  今、世界へつながる470級の熱い戦いは北京へと続く。 その航海を我々はこれからも敬意を込めて見守りたい。 金色のメダル獲得の願いとともに。

最終結果    (敬称略)
1位 近藤 愛/鎌田奈緒子   アビームコンサルティング(株)
2位  石川裕也/野呂英輔    関東自動車工業
3位 中村公俊/後藤浩紀    山口県スポーツ交流村
4位 山田 寛/中村健一     Team SLED
5位 市野直毅/佐藤 翔     関西学院大学ヨット部
6位 吉迫由香/大熊典子     ベネッセコーポレーション

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2007年全日本スナイプ級選手権大会 和歌山セーリングセンター

2007年全日本スナイプ級選手権大会 和歌山セーリングセンター 2007年 10月17日〜10月21日
2007年全日本スナイプ級選手権大会 和歌山セーリングセンター 2007年 10月17日〜10月21日 [11月1日]

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スナイプ乗りにとって国内レースのメインイベントである全日本。
日本のスナイプのレベルは世界トップレベルまで達しており(2007年スナイプワールドで安部/山近組が2位!) 今年で第60回という還暦をむかえたこのレースは、64艇がエントリーしてのハイレベルなバトルとなった。
  初日3レースを消化、風は平均5〜6m、レースとしては順調な滑り出し。この日トップに躍り出たのは武居/伊藤組。上位をうかがう実力者たちは翌日からのレースに賭けた。しかし、大会2日目は無情にも雨で無風のノーレース。レースが少なくなればチャンスも減る。3日目は低気圧の通過となったが、強弱、シフトが多く、安定した風のレースとは決して言えない。難しい風の中でも並みいる実力者たちは徐々に順位を上げてきたが、3日を終了しても武居/伊藤組は依然トップを維持している。最終日は1レースのみとなり、そのレースも2位と安定して上位を帆走り続けた武居/伊藤組に誰も及ばなかった。
  武居選手はレース2日目のレセプションで、優勝できないと自転車で帰宅すると宣言していた。そこに居合わせた選手たちは、「武居を自転車で帰す。」との合言葉のもと、後のレースを戦ったのだが、危なげない彼らの帆走りには敵わなかった。
スナイプ級の全日本は伝統を誇る回数を重ねているが、実力を持つ選手が次々頭角を現し、なお一層の盛り上げを見せている。

最終結果 (敬称略)
1位 武居/伊藤組(アイシン・エーアイ)
2位 井田/山崎組(島津製作所)
3位 高橋/加藤組((株)豊田自動織機)
4位 安部/山近組(シルクトロニック・ジャパン)
5位 吉岡/斉藤組(エス・ピー・ネットワーク)
6位 高村/藤田組(ホンダ熊本)

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第62国民体育大会 セーリング競技会 秋田県男鹿半島船川港

第62国民体育大会 セーリング競技会 秋田県男鹿半島船川港 9月29〜10月2日
第62国民体育大会 セーリング競技会 秋田県男鹿半島船川港 9月29〜10月2日 [11月1日]

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成年男子:470級、国体シングルハンド級、国体ウインドサーフィン級
成年女子:セーリングスピリッツ級、国体シングルハンド級、国体ウインドサーフィン級
少年男子:セーリングスピリッツ級、シーホッパーSR級
少年女子:セーリングスピリッツ級、シーホッパーSR級
という大会種目である。
  今年から、少年男女でセーリングスピリッツ級が採用されたこと。これまで成年女子だけの種目であった、この艇種を高校生がいかに乗りこなせるかが注目された。セーリングスキルの高い選手はどんな艇種でも、乗りこなせることは確かである。以下が各種目の上位だが、優勝者を称えたい。

【成年男子】
 470級 
 1位 前田/谷川(福岡県)  2位 中村/山近(山口県)  3位 三部/藤野(三重県)
 シングルハンド級
 1位 栄楽洋光(鹿児島県) 2位 安田真之助(京都府) 3位 永井久規(愛知県) 
 ウインドサーフィン級
 1位 富澤慎(新潟県) 2位 井上敬文(兵庫県) 3位 見城元一(山口県)

【成年女子】
 セーリングスピリッツ級
 1位 高橋/矢野(山口県) 2位 伊藤/佐々木(秋田県) 3位 近藤/鎌田(東京都)
 シングルハンド級
 1位 石川あゆ美(岡山県) 2位 才木雪代(山口県) 3位 谷内志緒里(石川県)
 ウインドサーフィン級
 1位 見城雅子(山口県) 2位 北出真由(滋賀県) 3位 森山希美(沖縄県)

【少年男子】
 セーリングスピリッツ級
 1位 笠井/西尾(兵庫県) 2位 石川/鈴木(秋田県) 3位 小又/宮崎(茨城県)
 シーホッパーSR級
 1位 野村一真(佐賀県) 2位 前島宗樹(京都府) 3位 脇宗睦(滋賀県) 

【少年女子】
 セーリングスピリッツ級
 1位 前田/山岸(石川県) 2位 廣田/小野田(岡山県) 3位 後藤/丹羽(大分県)
 シーホッパーSR級 
 1位 前川優実(佐賀県) 2位 村山愛美(滋賀県) 3位 松永貴美(岐阜県)

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ジャパンカップ2007-Japan Cup 2007- 新西宮ヨットハーバー

ジャパンカップJapan Cup 2007 新西宮ヨットハーバー 8/11〜8/15
ジャパンカップ2007-Japan Cup 2007- 新西宮ヨットハーバー 8/11〜8/15 [9月1日]

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 初日のレースリザルトが貼り出された時ぐらいだったろうか、シーホーク(GRAND SOLEIL42)以外の優勝もあるかなと少し思うことが出来たのは。 レースを重ねれば、重ねるほど、シーホークの優勝は確定的になり、その強さがますます強調されていった。
  8月11日から15日までの酷暑の中、14レースを消化したJAPAN CUPは、2位と24ポイントの差をつけ、圧倒的な強さでシーホークが栄冠を手にした。 IMSクラスのみの全13艇で、2位セレッソ(B&C49)、3位カラス(GRAND SOLEIL42)と続いた。 各レースの1位を獲得した艇にプレゼントされたフラッグを、マストの長さが足らないほど(8枚あった!)、映画“幸せの黄色いハンカチーフ”状態で、最終日のレース海面に誇らしげ現れたシーホークの雄姿が、印象的だった。
  午後までには確実に吹き上がるシーブリーズ。 1日4レースを帆走りきった選手たちは、その風を堪能したに違いないが、真夏の太陽は容赦がない。 一人1日5リッターまで搭載を許可された飲料物は、それぞれのレース艇上で、ヨットの猛者たちに、とめどなく消費されていく。
  そして表彰式、ホテル宴会ホールの円卓を囲んだのは、その強烈な日差しに焦がされたヨットマンたちの満ち足りた笑顔だった。 お立ち台で優勝艇、世良オーナーは3年間のリベンジを語り、感動を呼んだ。 その拍手の中、優勝艇の引き立て役に甘んじた人々は、おそらく反省と言い訳をしながら、きっと新しいリベンジを誓っていたことだろう。 ヨットレースがやめられないのは、真剣勝負の後のこの美しい笑顔のせいだろうか。

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平成19年度 全国高等学校総合体育大会ヨット競技
  第48回全国高等学校ヨット選手権大会 佐賀県ヨットハーバー

平成19年度全国高等学校総合体育大会ヨット競技 第48回全国高等学校ヨット選手権大会 佐賀県ヨットハーバー2007.8.17〜8.20
平成19年度全国高等学校総合体育大会ヨット競技 第48回全国高等学校ヨット選手権大会
佐賀県ヨットハーバー2007.8.17〜8.20 [9月1日]

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 8月17日から8月20日まで佐賀県ヨットハーバーにおいて高校総体〔インターハイ〕が行われた。男子65艇、女子45艇、計110艇のヨットが唐津の海を賑わした。連日3〜6m/sの風が吹く中、各ヨット競技種目(男女、ソロ・デュエット)すべてで優勝争いは最終日までもつれ込んだ。それまで安定した北風でレースは消化されてきたが、なんと最終日はシリーズ初めての南風。波乱が予想される。やはり、西の空から雷雲が・・・前線通過だ。男子はコース短縮され第2上マークでのフィニッシュとなり、女子は第2上マーク途中でノーレースとなった。風は10 m/s以上吹き上がり、雨、雷もいっそう激しさを増し、視界も最悪だった。レース運営役員、救助役員は完璧な対応で、レース艇の安全な帰着にそなえた。そのような状況下でも、110艇のレース艇は1艇の艇体放棄もせず、自力でハーバーに帰港した。インターハイにエントリーする高校生セイラーのレベルの高さを痛感させられた一幕だ。今後の彼ら、彼女らの動きにも、注目だ。     

総合成績
男子FJ級 ソロ競技
1位 笠井大樹、笠田裕樹 啓明学院高等学校〔兵庫県〕
2位 牟田知洋、牟田口駿、池田孝仁、井手 啓太  唐津西高等学校〔佐賀県〕
3位 西村秀樹、辻川亮太、長尾昴、高木祐輔 中村学園三陽高等学校〔福岡県〕
デュエット競技
1位 中村学園三陽高等学校〔福岡県〕
2位 唐津西高等学校〔佐賀県〕
3位 高松工芸高等学校〔香川県〕
女子FJ級 ソロ競技
1位 稲垣奈巳、高木優子、伊與田実果、
       小島英恵 海津明誠高等学校〔岐阜県〕
2位 松下結、北村彩乃、谷口柚香 長崎工業高等学校〔長崎県〕
3位 前田千尋、山岸香央里、井村朋央、長岡美槻 羽咋工業高等学校〔石川県〕
デュエット競技
1位 海津明誠高等学校〔岐阜県〕
2位 羽咋工業高等学校〔石川県〕
3位 長崎工業高等学校〔長崎県〕

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海外のレース -Race Report in the World-

2008 アキュラ・マイアミグランプリ[4月5日]
"2008 Rolex Miami OCR"ヨットレース[3月5日]
Rolex Sydney Hobart Yacht Race[2月5日]
RC 44 Dubai Gold CupはTeam Omegaが勝利[1月1日]
Rolex Middle Sea Race Rolex Middle Sea Race[12月1日]
RC 44 Dubai Gold CupはTeam Omegaが勝利 Maxi Yacht Rolex Cup 2007 9月2日〜8日[11月1日]
RC 44 Dubai Gold CupはTeam Omegaが勝利 Rolex Farr 40 European Championship[6月12日]

国内のヨットレース -Race Report in Japan-

第26回 同志社ウィーク 琵琶湖に春の到来を告げる [4月1日]
2008年JODAナショナルチーム最終選考会 [4月1日]
第13回 KYCスプリングレガッタ 2008 [4月1日]
2008レーザーミッドウィンターレガッタ [3月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 [1月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 第39回日本オプティミストセーリング選手権大会 大分県別府市北浜ヨットハーバー [12月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年レーザーラジアル全日本選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 [12月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年度第36回 全日本470級ヨット選手権大会
  第21回 兼 全日本女子470級ヨット選手権大会[11月1日]

2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 2007年全日本スナイプ級選手権大会 和歌山セーリングセンター[11月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 第62国民体育大会 セーリング競技会 秋田県男鹿半島船川港 [11月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 ジャパンカップ2007-Japan Cup 2007- 新西宮ヨットハーバー [9月1日]
2007年第20回全日本420級選手権大会 佐賀県ヨットハーバー沖 平成19年度 全国高等学校総合体育大会ヨット競技
 
第48回全国高等学校ヨット選手権大会 佐賀県ヨットハーバー [9月1日]

アメリカズカップ -America's Cup-
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チームアリンギがアメリカズカップ防衛!! 第7戦は1秒差[7月4日]
第6戦 チームアリンギがアメリカズカップ防衛に王手!![6月30日]
第5戦 アメリカズカップ チームアリンギが3勝目[6月29日]
アメリカズカップ第4戦はアリンギが勝利。対戦成績2勝2敗に[6月29日]
第3戦 チームニュージーランドが接戦を制す。対戦成績2勝1敗に[6月27日]
第2戦はチームニュージーランドが逆転勝利。対戦成績は五分に[6月25日]
アメリカズカップ チームアリンギが先勝[6月24日]
アリンギがルナロッサチャレンジと練習[6月14日]
歓喜のエミレーツチームニュージーランド[6月11日]
チームニュージーランドがアメリカズカップ挑戦艇に決定!![6月9日]
チームニュージーランドが4連勝。アメリカズカップ進出に王手!![6月6日]

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